Factory Advance

中小製造業向け見積システム

  • デジタル化・AI導入補助金 登録済
  • 電子帳簿保存法 対応
  • AIエージェント連携可

見積を出した時点で、その仕事にいくら残るかが分かります。材料費と加工費を工程ごとに積み上げ、粗利まで自動で算出する個別受注向けの見積システムです。

  • 工程ごとに原価を積み上げ、見積の段階で粗利率まで表示
  • 条件を変えたシミュレーションで、値決めの根拠を作れる
  • 型番・顧客で過去の見積を横断検索し、似た案件を流用

機能と導入の流れをまとめた資料です。フォーム入力1分でダウンロードできます

見積試算の画面。見積単価を動かしたときの粗利率のシミュレーション
01

課題を確かめる

いま現場で起きていることと、放置した場合に何が起きるか

こんな状態になっていませんか?

  • 見積を出すたびに、電卓とExcelで時間がかかる
  • その見積で本当に利益が出るのか、出してみないと分からない
  • 過去の似た見積をすぐに探せず、毎回ゼロから積算している
  • 担当者によって見積の出し方が違い、金額にばらつきが出る
  • 値上げを打診したいが、根拠となる数字を示せない

いずれも「原価をいくらで見ているか」が言語化されていないことから生まれます。レートを決めて工程ごとに積み上げる形にすると、見積の速さと根拠が同時に手に入ります。

勘で見積を出すと、何が起きるか

まず、赤字案件を自分から取りに行くことです。原価を低く見積もったまま受注すると、作れば作るほど利益が減ります。しかも赤字だと分かるのは案件が終わったあとです。

次に、値上げ交渉ができないことです。材料費や労務費が上がっても、自社の原価がいくらかを説明できなければ、価格転嫁の交渉は感覚論になります(価格転嫁の交渉術)。

そして、属人化です。ベテランの勘に頼った見積は、その人が抜けた瞬間に再現できなくなります。

02

仕組みを知る

どうやってデータが集まり、どう次の判断に返るか

工程ごとに積み上げて、粗利まで自動計算

材料費と工程ごとの加工費を積み上げ、見積金額と粗利率を算出する見積試算画面のイメージ

材料費と、工程ごとの加工費(機械のチャージレート×時間、人のアワーレート×時間)を積み上げて見積原価を作ります。そこに希望粗利を乗せれば見積金額が出ます。逆に、客先の指値から逆算して「この金額だと粗利が何%になるか」を先に確認することもできます。

条件を変えたシミュレーションができるので、数量を増やしたら単価をどこまで下げられるか、外注に出したら利益がどう変わるかを、その場で比較できます。

作成した見積は型番・顧客で横断検索できます。似た案件があれば呼び出して修正するだけで済み、積算にかかる時間そのものが減ります。レートの決め方は設備費チャージレートの計算方法で解説しています。

主な機能

  • 見積試算 一覧/登録

    材料・工程から見積金額と原価を試算します。工程ごとの内訳が残ります。

  • 見積試算シミュレーション

    数量や工程の条件を変えて、金額と粗利を比較できます。

  • 見積書 一覧/登録・PDF出力

    見積書をそのままPDFで発行できます。

  • 注文請書の発行

    受注が決まったら、注文請書もそのまま出せます。

  • 過去見積の横断検索

    型番・顧客で過去の見積を探し、流用できます。

  • 実績との突き合わせ

    受注後、見積原価と実績原価の差異を項目別に確認できます。

個別受注の見積で外せない3つの要件

  • 内訳が残ること

    合計金額しか残らない見積では、受注後に差異が出ても原因を分解できません。材料・外注・工程別工数の各段階で記録が残る必要があります。

  • 自社のレートで計算できること

    業界標準の単価表ではなく、自社の決算書から算出したレートを使えることが前提です。機械ごと・工程ごとにレートを持てると精度が上がります。

  • 実績と突き合わせられること

    見積は出して終わりではなく、実績と比べて次に活かすものです。同じ画面系列で予実を確認できると、改善のサイクルが回ります(予実管理の仕組み作り)。

見積が当たるようになる仕組み

案件別に予定原価と実績原価を並べ、差異と粗利率を確認する収益分析画面のイメージ
横にスクロールできます
差異が項目別に見えると、次の見積で直すべき場所が特定できます

見積の精度が上がらない工場には共通点があります。見積を出しっぱなしにしていることです。受注して製造して請求したあと、その案件が見積通りだったかを確認しないまま次の見積を作れば、精度は永遠に変わりません。

精度を上げる仕組みは単純です。見積原価と実績原価を同じ費目で並べ、どこがずれたかを項目別に分解する。それだけです。ずれが集中している場所が、直すべき標準です。

実務で頻出するずれは3か所あります。

この3か所を数字で押さえるだけで、見積は目に見えて当たるようになります。そして当たる見積は、値上げ交渉の根拠にもなります(価格転嫁の交渉術)。

手戻りの扱いは手戻り対策と追加請求で解説しています。

  • 段取り時間

    よく出る原因製品ごとの差が大きい

    加工時間は読めても、段取りは製品によって大きく変わります。ここが常に超過するなら、段取りの標準時間を製品群ごとに分けます。

  • 材料の歩留まり

    よく出る原因定尺から何個取れるかの想定

    想定が甘いと材料費が膨らみます。取り都合を見積時に確認する運用にすると改善します。

  • 手戻り

    よく出る原因図面の解釈違い・仕様変更

    作り直しは見積に入っていません。頻度が高い客先が特定できれば、見積に予備を積む判断ができます。

見積精度を上げ続けるサイクル

  1. 決算書からアワーレート・チャージレートを算出する
  2. 工程ごとに積み上げて見積を作成する
  3. 受注後、実績工数と実際原価を記録する
  4. 見積と実績の差異を項目別に分解する
  5. レートと見積標準を更新して次の見積に反映する
次の案件へ戻る

見積が当たるようになるのは、実績と突き合わせて標準を直したときです。差異が段取り時間に集中しているなら段取りの標準時間を見直し、材料歩留まりなら取り都合を見直します。特注品の見積精度の上げ方で具体的な手順を解説しています。

まずは資料で全体像を確認できます

機能と導入の流れをまとめた資料です。フォーム入力1分でダウンロードできます

03

他と比べる

他の手段との違いと、かかる費用

単独の見積システムとの違い

見積作成の専用ツールは、書類を速く作ることに長けています。ただし見積が当たるかどうかは、実績と突き合わせて標準を直せるかで決まります。システムが分かれていると、見積は速く出せても精度は上がらず、赤字案件を繰り返す構造は変わりません。

観点単独の見積システムFactory Advance
見積書の作成・出力 できる できる
原価の積み上げ 単価表をもとに計算 自社のレートと工程実績をもとに計算
実績との突き合わせ できない 同じ工番で見積原価と実績原価を並べて表示
差異の原因追跡 できない 材料・外注・工程別工数まで遡って確認
レートの見直し 外部の相場を参考にする 自社の実績から算出し直せる
受注後の連携 受注データを別途入力 そのまま案件・工程・請求へ引き継がれる
見積精度の改善 担当者の経験に依存 実績の蓄積とともに標準が更新される

見積書の作成・出力

単独の見積システム
できる
Factory Advance
できる

原価の積み上げ

単独の見積システム
単価表をもとに計算
Factory Advance
自社のレートと工程実績をもとに計算

実績との突き合わせ

単独の見積システム
できない
Factory Advance
同じ工番で見積原価と実績原価を並べて表示

差異の原因追跡

単独の見積システム
できない
Factory Advance
材料・外注・工程別工数まで遡って確認

レートの見直し

単独の見積システム
外部の相場を参考にする
Factory Advance
自社の実績から算出し直せる

受注後の連携

単独の見積システム
受注データを別途入力
Factory Advance
そのまま案件・工程・請求へ引き継がれる

見積精度の改善

単独の見積システム
担当者の経験に依存
Factory Advance
実績の蓄積とともに標準が更新される

料金と補助金

スモールプラン|環境構築(初期)
50万円
スタンダードプラン|環境構築(初期)
50万円
スモールプラン|月額
3万円
スタンダードプラン|月額
5万円

金額はすべて税抜です。アカウント数は20件が標準で付属します。

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の対象ツール。初期費用・月額とも補助対象です。

自社だといくらになるか、先に確認できます

プラン内訳と補助金の申請条件は資料にまとめています。概算のお見積りはデモの場でお出しします。

04

導入する

稼働までの手順と、よくある疑問

見積の仕組みを立ち上げる流れ

  1. レートを算出する

    決算書の人件費と設備費から、アワーレートとチャージレートを出します。

  2. 工程マスタを登録する

    自社の工程と標準時間を登録します。標準時間は仮置きで構いません。

  3. よく使う型番を登録する

    リピート品から製品マスタに入れると、次回から呼び出すだけで済みます。

  4. 見積を工程積み上げで作る

    材料費と工程別加工費を積み上げ、粗利率を確認して提出します。

  5. 実績と比較して標準を直す

    受注後、実績原価と比べて段取り時間や歩留まりの標準を更新します。

レートの算出は導入時の要になる作業です。無料配布している収益管理実践ガイドに計算用のExcelを付けていますので、まずはそちらで自社の数値を出してみてください。

用語解説

見積試算
材料費と工程別の加工費を積み上げて、見積金額と原価を算出することです。
見積レート/原価レート
見積に使う単価です。人はアワーレート、機械はチャージレートで持ちます。
粗利/粗利率
売価から製造原価を引いた金額と、売価に占めるその割合です。
注文請書
受注が決まったことを客先に返す書類です。見積から内容を引き継いで発行します。
予定原価
見積時点で見込んだ原価です。完了後の実績原価と比較して差異を分析します。
歩留まり
投入した材料に対して、製品として使える割合です。取り都合の想定に直結します。
段取時間
機械の設定変更や治具交換など、加工前の準備にかかる時間です。

よくある質問

Excelの見積から乗り換えられますか?

材料費と工程を登録すれば、同じ考え方で試算できます。よく使う型番を製品マスタに登録しておくと、移行後すぐに実務で使えます。

見積の段階で利益が出るか分かりますか?

工程ごとに原価を積み上げるため、見積作成時点で粗利額と粗利率が表示されます。指値から逆算して粗利を確認することもできます。

過去の見積を流用できますか?

型番・顧客で横断検索し、呼び出して修正できます。似た案件が多いほど積算時間が短くなります。

レートはどう決めればよいですか?

決算書の数値から算出します。無料配布している収益管理実践ガイドにレート計算用のExcelを付けていますので、そちらをお使いください。

見積書の書式は変更できますか?

自社の帳票に合わせた調整に対応しています。稼働後の項目名や帳票の修正もサポート範囲です。

受注後の実績と比べられますか?

受注単位で見積原価と実績原価を並べた収益予実レポートを確認できます。差異は費目別に分解できます。

数量が変わったときの単価も試算できますか?

条件を変えたシミュレーションに対応しています。数量や工程を変えて金額と粗利を比較できます。

受注が決まったらどうなりますか?

見積の内容がそのまま案件に引き継がれます。注文請書も発行でき、二重入力は発生しません。

まずは資料でご確認ください

導入事例と機能の詳細をまとめた資料を無料で配布しています。実際の画面を見ながらのデモも承ります。

機能と導入の流れをまとめた資料です。フォーム入力1分でダウンロードできます